〜適応障害を克服するために〜たまごどうふの体調記録日記

たまご豆腐の体調記録日記〜適応障害を克服するために〜

適応障害で休職中の新入社員が綴るブログ

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適応障害で休職中の私が仕事が辛くなった理由を分析してみた

こんにちは。たまご豆腐です。

適応障害で休職中です。年内に退職することが決まりました。

 

実は少し前に、仕事でお世話になった方から新しい職を紹介されました。

急だけど1月から働ける人を探しているとのこと。

業種や職種は前職とほぼ同じ。

家からかなり遠くなるので引越しが必須になりそうでした。

少し悩みました。この経歴で必要としてくれるのはチャンスかもしれない。

でも医師には「転職活動について考えるのは年明けからにしましょう」と言われていたこともあって、全く覚悟ができていませんでした。

彼や両親とも相談した結果、今回はお断りすることになりました。

お声かけいただけたことに感謝したいと思います。

 

その際に、彼に今の業界でずっと働くのか、それとも変えてしまうのかを、そもそもよく考えた方が良いと言われました。

「なぜ適応障害になってしまったのか、なぜ仕事に行けなくなってしまったのかを考えないと、どんな働き方がしたいのかも見えてこないよ」と言われました。

私は単に自分のストレス耐性がないからだと考えていましたが、それだけでは解決方法にならないことに気付いていました。

ずっと仕事のことを思い出すのも辛かったですが、体調も安定してきて今なら向き合えるかもしれないと感じていました。

具体的に仕事の何が辛かったのか分析することで、社会復帰するためのヒントになるかもしれないと考えました。

そこでこの記事では、私がしていた仕事について改めて振り返ってみたいと思います。

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1.勤務時間の長さ

平均すると、朝7:00ごろに家を出て、夜22:00前ごろに帰ってくる日々でした。

残業時間は80時間程度だったと思います。

他にもっと遅くまで残っている人や土日も出勤している人もたくさんいました。

しかし、社内制度は確立していたので、休みはちゃんと取ることのできる会社でした。

ほとんどの人は休むことはありませんでしたが、子育て中の方や介護をしている方などは時短勤務をしたり頻繁に休みをとったりしていました。

その分独身者や若手に仕事が多く回ってきていたのかな?

もちろん私は新卒だったので休めるわけもなく…(後に休職という名の長い休みに入りますが。)

当時は勤務時間の長さはそこまで辛く感じていませんでしたが、今考えるともっと早く帰れていれば、趣味や息抜きに時間を使えていたかもしれないな、と思います。

 

2.人間関係

社内には、派閥みたいなものや隠れてお互いに文句を言っているひとたちはいましたが、直接私がそれで何か言われたということはありませんでした。

モラハラパワハラ、明らかなイジメみたいなものもありませんでした。

少し苦手だなと思う方はいましたが、どこの会社に行っても自分と合わない人はいますよね。だから一般的には、人間関係に恵まれていた方だったと思います。

ただ、私の部署には同期もいなく、なかなか周りに相談できなかったので、普段から相談できる仲の良い人がいたら良かったのかなと反省しています。

 

3.取引先からのクレーム

これは辛かったです。

善意で言ってくれている人もいたり、実際にこちらが迷惑をかけたりしていることもあったので、おかしいことばかりだったわけではないんですが。

自分の経験や実力が足りていないといった引け目もありました。

でも頑張っても頑張っても前任と比べられて、なかなか認めてもらえない…こっちの方が絶対に以前より良い提案なのに…と理不尽に感じることも何度もありました。

他の担当が同じことを伝えると受け入れられるのに、私が伝えると否定される、ということも何度もあったので辛かったです。

クレームを言ってくる取引先の担当者の方は、なぜか私にだけあたりが強く、他の人には普通に話していたため、職場の人に気付かれることがありませんでした。

ある時に、隣の部署の先輩だけが気付いてくれて、上司にかけあってくれましたが、その時にはもう遅く休職してしまいました…。

 

今考えると私が周りにきちんと相談していれば良かったのだと思います。変なプライドや忙しい周りの人たちへの遠慮があったのかな。きっとどんな会社に行っても困ったことはあると思うので、自分から積極的に相談していかないといけないなと思います。

 

4.仕事内容

仕事内容自体は楽しく、やりがいのある仕事だったと思います。

ただこの会社をいる人は趣味=仕事みたいな人が多くて、それが私には合わなかったような気もします。そしてそれこそが、私の今の自信の喪失にもつながっています。

好きで選んだ仕事だけど、私はあんな風に自分の人生すべてを仕事に捧げられない…と一度思ってしまうと、情熱がしぼんでいくのが分かりました。

仕事=趣味だから土日出勤する人も多かったのだと思いますし。(もちろん仕事量の多さが大前提)

休みの日に自腹で勉強会に参加したり資格を取ったりする人も多かったです。

私は新人だったので、実力不足をそういったところで補わないといけなかったんだと思います。ただ、平日の夜も休日も疲れて寝ていたため、スキルアップを図る余裕がありませんでした。

もちろん仕事は仕事、と割り切っている方もなかにはいました。でもそういう方はとても仕事が早くてデキる方か、逆に職場ですごく肩身の狭い思いをしても気にしない方でした。

私はどっちにもなれませんでした…。

 

5.お給料

お給料は満足のいく額もらえていました。

といっても私はほとんど物欲がないので、普段からお金を使わなかったということもありますが…。

今現在は、お給料はそこまで高くなくても良いからもっと長く続けられる仕事の方がいいなと考えています。(そんな仕事あるのかな…それにお金がなかったらなかったでストレスかも?)

 

6.飲み会や接待

飲み会や接待的な付き合いは職種柄少なかったです。私はお酒が飲めないので、そこは本当にありがたかったです。

職場内での飲み会も、皆忙しかったこともあって数えるほどしかありませんでした。

彼の会社は飲み会や仕事上の付き合いも多いので、いつも大変そうだなぁと思っています。

でも逆にそういう飲み会が多い方が親睦が深まって良い面もあるのかな、とも思います。

 

7.休日

休みはちゃんとありました。

ただ、何度も言うように休日出勤してる方もたくさんいました…。

私は出社してない休日も持ち帰り仕事をしたり、仕事のことばかり考えていたりしました。

プライベートの時間がやや侵食されていたような気がします。

 

さいごに 

正直、今の私には働ける自信が全くありません。

私に一体何ができるのか考えても、何も思い浮かびません。

さらにいえば、自分が何をしたいのかも分かりません。

しかし今回の振り返りで、自分が前職でできなかったこと、反省点、直せそうなところ、逆にきっと直せないところがなんとなく見えてきた気がします。

少しずつですが前に進んでいけたらと思います。