〜適応障害を克服するために〜たまごどうふの体調記録日記

たまご豆腐の体調記録日記〜適応障害を克服するために〜

適応障害で休職中の新入社員が綴るブログ

たまご豆腐の体調記録日記〜適応障害を克服するために〜

適応障害で休職中の私が転職活動をしていた時の話

 

はじめに

こんにちは。適応障害で休職中のたまご豆腐です。

今日は、私が転職活動をしていた時の話を書きたいと思います。

 

転職サイトに登録してみた

休職して一ヶ月過ぎた頃、本格的に将来のことが不安になった私は、転職活動を始めました。

実は、病院に行く少し前から、転職サイトには登録だけしていたのです。

というのも、毎日「仕事がつらい」「行きたくない」と言っていた私に対して、彼氏が、「そんなに仕事が辛いなら、転職サイトでも見ていつでも転職できる、と思うと少し楽になるかもよ」と言ったからです。

しかし、仕事に行っていたときは、登録はしたものの、ほとんど求人を見る暇はありませんでした。

 

スキルも職歴もない私

休職して、久しぶりに転職サイトを覗いたら、スカウトというものがめちゃめちゃ届いていました。

しかし、職歴も短い私には、かなりブラック臭のする会社(常に求人サイトに載っているような会社)からしかスカウトが届いていませんでした。

転職するならば転職エージェントに登録したほうがいい、とネットに書いてあったので登録してみたものの、「紹介できる求人はありません」と返信がきてしまいました。

持っている資格は、運転免許と簿記2級くらい。そして、職歴は4ヶ月。私は、かなり市場価値が低い存在なのだと改めて気付かされました。

そういうこともあって、焦る気持ちはどんどん募っていきました。

  

求人にエントリーしてみた

転職サイトに、現在の業種に近い企業が求人を出していたので、興味本意でエントリーをしてみました。

すると、偶然、書類選考に通ってしまい、一次選考の適性検査を受けることになりました。いわゆるクレペリン検査と後図形問題っぽいやつでした。クレペリンは一度受けたことがあったのですが、その時と比べて処理速度も集中力も落ちていることが自分でも明らかに分かりました。そして、この日はどっと疲れてしまいました。

それで、絶対に落ちたと思ったのですが、なぜか選考に通り、面接まで進むことになりました。とても感じの良い面接官の方で面接は和やかな雰囲気で進みました。担当者の方の対応も良く、素敵な雰囲気の会社で、エントリー時はあまり真剣には考えていなかったものの、本気で転職したい気持ちになりました。

しかし、面接後、不採用の連絡がきました。エントリーしたときは転職するかどうかも本気には考えてなかったのに、いざ落ちてみるととてもショックでした。

その頃、日記にこんなふうに書いていました。

(受けていた企業名)からメールがきてるのを確認。落ちていた。〇〇(彼氏)に連絡をする。休職中に転職活動をさせた俺の責任だ、と謝られる。落ち込む。今後が不安になる

その後、どんどん焦ってしまいいくつかの企業にエントリーしたのですが、ほとんど書類選考で落ちてしまいました。そしてやっぱり私はダメなんだ…とますます落ち込んでいきました。

 

転職活動をやめたきっかけ

そうこうするうちに、一つ奇跡的に書類選考に通ることができました。結構条件も良いところだったので、次の筆記選考の勉強もAmazonで本を買ってしたりしていました。

筆記選考前日は、準備を済ませて早く布団に入ったのですが、結局なかなか寝付けず、二時間おきに目を覚ます始末。この日のことを日記に書いていました。

筆記選考だったので、前の日に早く寝る。すごく眠かったがなかなか寝付けない。二時間ごとに目がさめる。

大学の先生やAちゃん(友人)、Kちゃん(友人)などが夢に出てくる。〇〇(彼氏)がいなかったら死んでたかも、という話を夢でKちゃんにする。夢の中では空を飛ぶことができる。その時間だけ、少し心が軽やか。何かから逃げるように空を飛んでいる。

 

朝、職場に行けなくなった時と同様にベッドから起き上がれなくなる。選考に対する不安かもしれない。たいしたことない、と言い聞かせるも、起き上がれない。涙が出てくる。この先なにもできないのではないかと不安になる。

 

〇〇(彼氏)に電話する。30分ほど話して少し落ち着く。頓服薬を飲む。クロチアゼパムは効いてる気が全然しない。つらい。次に病院で相談しようと思う。

こうして、私は、出社拒否した時のような状態になってしまい、結局選考を受けに行くことができませんでした。午後を過ぎても、ずっと動くことができず、まだやはり万全ではないのだと気付かされました。

彼からもしばらくは、転職活動はしないでゆっくり休んだ方がいいんじゃないと言われました。

しかも、私は主治医に言わずに勝手に転職活動をしていたので、それも良くなかったです。本当に反省です。

そして、現在に至るまで、転職のことはなるべく考えないようにしています。

 

おわりに

インターネットを見ていると、転職をするならブランクがあかないほうがいいと書いているものが多く、休職中でも転職活動をすることを勧めているものもありました。

私もそれを鵜呑みにし、焦って転職活動をして勝手に自分で傷ついていました。やっぱり休職期間中はなるべくゆっくり休むべきなのだな、と感じました。

転職活動は良い息抜きになるかと思っていたのですが、思った以上に神経と体力を使うものでした。ていうか、就活だってめっちゃハードだったのに、なんで転職活動で息抜きできると思ってたんだろう、私…。アホですね。

もし、休職中でも転職活動をされる方は、なるべく無理のない程度になさると良いと思います。そして、なるべくなら医師に相談してから始めることをおすすめします。

 

 

 その後、もう一度転職活動を始めてみました。

tamagodofu.hatenablog.com