〜適応障害を克服するために〜たまごどうふの体調記録日記

たまご豆腐の体調記録日記〜適応障害を克服するために〜

適応障害で休職中の新入社員が綴るブログ

たまご豆腐の体調記録日記〜適応障害を克服するために〜

医師に叱られて自分を見つめ直した

こんにちは。適応障害で療養中のたまご豆腐です。

前回の診察で医師に初めて叱られました。

 

主体性がなく医師に叱られた

二週間ぶりの通院日。仕事が休みだったので彼が付き添ってくれました。

寝つきは良くなったが、中途覚醒があること。しかしたまに何時間も寝てしまう日があることなどを話しました。

医師から「落ち込むときの調子はどうですか?」と聞かれました。

(どう?って言われても…と思い)「その時によります。」と答えました。

「就活もするという話でしたがどうですか?」と聞かれたので、

一社面接に行ったが、二社目の面接は体調が悪くなり行けなかったことを伝えました。

就活のことについては、彼が中心になって答えたり、彼と確認しながら話したりしていたら徐々に医師の態度が変わっていきました。

「どこに面接に行ったんですか?」とか聞かれましたが、思わずもう話したくなかったこともあって「忘れてしまいました。」と伝えました。そして「どこだっけ?」と横にいる彼に確認しました。

するといきなり口調が変わり

「忘れちゃったんですか?真剣なことなので答えてください。◯さん(彼氏)は言わないでください」と厳しい口調で言われました。

(もしかして健忘を疑ってるのかな?正直、受けてる会社しかもすでに落ちてる会社までなんで伝えなきゃいけないの?とこの時は思いました)

この時点で正直、早く診察を終わらせたい気持ちになっていました。受けた会社も覚えていたので「〜系のところです」と短く答えました。(この時正直に言いたくないとか言えば良かったのかも。)

「◯さん(彼氏)に来ていただいて色々お話していただけるのはとても助かりますが、たまご豆腐さんが自分で話してください。周りの方に頼りきりで、就活も周りの人に言われたままにしているのでは困ります。」

「就活は本当にご自身の意思でやってることですか?」と立て続けに言われました。

「はいそうです」とやや投げやりに答えました。

「二度目の面接に行けないということもあったので、いきなり就活ではなくて、以前言っていたリワークのようなものから始めた方が良いんじゃないでしょうか」とも言われました。

とにかく早くその場から立ち去りたかったので「リワークを調べておきます」と答えて診察は終わりました。

 

心のシャッター閉じかける

文章からだとあまり分かりませんが、今までと比べてかなり厳しい口調で言われました。この医師にここまでキツイ口調で言われたことはなかったので、正直心のシャッターは閉じかけていました。

診察後はボロボロ泣いてしまいました。なんだか悔しい気持ちもありました。

 

悲しみから怒りと不信感へ

彼氏からは「俺が話しすぎたせいだね、ごめん」と謝られました。

そして「お医者さんも、たまご豆腐が話してるの見ないと診察できないもんね。それにああやってキツく言ってもそろそろ平気だって判断したのかもよ。よくなってる証拠だね。」と言って励ましてくれました。

たしかに私は彼に対して依存的かもしれません。でも就活は自分の意思でしてることなのに!と思い、いずれにしたって、あんなに強く言うことないのにって気持ちが出てきました。

私は自己開示がかなり下手ですが、でもその話ができないのは患者とラポールを築けていない医師のせいでもあるでしょ!と、苛立つ気持ちもでてきました。

リワークだって紹介してくれないのに無責任にどんどん言うなんてひどい!と思ったりもしました。

睡眠薬中途覚醒が多いと言ったのに、新しく短時間型のハルラックハルシオン)が処方されててアレ?とも思いました。

どんどん自分の中に医師への不信感が溜まって、本気で転院を考えたりもしました。

 

冷静になって自分を見つめ直す

しかし少し日が経つにつれて気持ちも落ち着き、ここで不安から逃げたらまた二の舞になる!と思いました。

勝手に被害妄想に浸っていましたが、少し冷静になることができました。

そして医師は私が彼氏をはじめ周りの人に依存的になってることを危惧していただけだということに気付きました。

今までを振り返ってみても、主治医はこちらが話せば親身に聞いてくれますし、決して感情的になる人ではありません。*1

医師の言葉を素直に受け取れなかったのは、医師なら分かるでしょ!という私の中の甘えだったと思います。

薬やリワークへの懸念も一度も口にしたことないのに、それで不安を察してくれというのは無理な話です。

医師に対して不安なことを自分から伝える努力を怠っていたことを反省しました。

 

ハリネズミみたいな自分

私は彼氏など信頼した人には依存的になる一方で、心を許していない相手には警戒心が強くなかなか本心を見せないところがあります。

その上、少しでも嫌な部分が見えると勝手に心のシャッターを閉じてしまいます。口には出しませんが内心悪態をつきたくなったり、自分を守ろうと過剰に攻撃的な気持ちになったりすることもあります。まるでハリネズミです。

今回、医師に対してもその反応が出てきてしまったのだと考えます。

この反応が続くと周りが敵だらけ(勝手に自分で敵認定をしているだけ)になって自滅してしまいます。

社会復帰するためにはこの思考を直して、適切な人間関係を築いていかなければなりません。

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自分の思いを言葉で伝えたい

これからは通院も社会復帰のための一つの訓練だと考え、勝手に心のシャッターを閉じず冷静に自分の思いや意見を言葉にして伝えられるようにしていきたいと思います。

次回の診察は今週末になります。言いたいことをメモしてのぞみます。

*1:彼氏からも後になって「お医者さんに嫌なこと言われたからってすぐに怒るんじゃなくて、どうして言われたのか自分の中で見つめなおしてみたら。俺はお医者さんがたまご豆腐を怒らせるためにああいう風に叱ったわけじゃないと思うよ」と言われました。