怖くない、心療内科。適応障害の私が通っている病院はこんなところ。
こんにちは。適応障害で休職中のたまご豆腐です。
下の記事でも心療内科について書きましたが、改めて適応障害の私が通っている病院がどんなところか簡単にまとめてみたいと思います。
そして病院を選ぶときの基準としても参考になればと思います。
私が心療内科を選ぶ上で重要だと思うポイントをいくつかあげたいと思います。
立地
長く通うことになる可能性が高いので、職場や自宅から近いところなど、通院に便利なところが良いと思います。
私が通っている心療内科は分かりやすいところにありながら、通行人に入っていくのが見られにくいところにあります。
心療内科や精神科に入っているところを他の人に見られたくない!という方はまわりの雰囲気も含めて選べると良いかなと思います。
あと、私の通っている病院は、初診を彼が予約してくれたこともあって、彼の家の近くにあります。病院まで付き添いをしてくれることが多いので、彼の家の近くというのは私にとっては便利です。
いつも病院が終わった後は疲れてしまうことが多いので、帰りに彼の家に寄って寝ていることも多いです。
何よりも自分にとって通いやすい病院を選ぶのが一番だと思います。
先生や病院の雰囲気
やっぱり雰囲気の暗い病院は気が滅入りますよね。心が疲れていっているのに、病院に行ってまで暗い気持ちが助長されるのは…。
心療内科というと、どよ~んと暗いイメージを想像していたのですが、私が言った病院はかなり明るくて綺麗な雰囲気でした。
初めて入ったときは新しくできた歯医者さんのような印象を受けました。綺麗でシンプルで清潔感があります。そういう病院が多いのかもしれません。
受付の方も、なんとなく他の病院より人当たりが良い感じがします。
先生は、よく話を聞いてくれる先生でした。
第一印象が良かったので、そこからずっと信用しています。初めての心療内科って緊張している場合が多いと思います。なので、特に第一印象が大事なのではないでしょうか。
口コミで人気の先生でも、自分にとって合う合わないがあると思うので、少しでも合わないと感じたら、他の病院に行ってみるのも手だと思います。
診察時間
初診では40分ほど話を聞いてもらいました。症状について、それはいつからか、ストレス要因は何か、会話しながら探っていく感じでした。私は彼氏に付き添ってもらいましたが、付き添いは必ず患者本人の同意を得る必要があります。
途中からずっと泣きながら話してましたが、まぁそういうことはよくあるんだろうなっていう感じでした。
私の場合は話がぜんぜんまとまっていなくて彼に確認したりすることが多かったです。これから初めて心療内科に行く方は、これまでの経緯や症状についてメモでまとめていくと上手く医師に伝えることができると思います。
再診の場合の診察時間は、5〜10分ぐらいです。薬の確認だけのときはもっと早く終わることもあります。私は、あまり症状に変化がないことが多く、特に自分から話すのが得意ではないので、短めだと思います。もっと話をする患者さんの場合には、もう少し長くなると思います。
診察時間が極端に短い病院は、やっぱり話を聞いてくれないので良くないと感じます。特に初診はすごく大事なのでゆっくり時間をとってくれる病院が良いと思います。
診療時間・予約
仕事をしながらでも通えるように、土曜日もやっている病院を選びました。平日も遅くまでやっています。自分の通える曜日や時間にやっている病院を選べると良いですね。
そして、私の病院では必ず次の予約をとることになります。予約制の方が、待たされることがなくて良いと思います。もちろん体調や都合によっては連絡をして予約の変更をすることができます。
ただ、初診の場合は、結構切羽詰まっていることも多いので、ある程度融通を利かせてくれるところだと良いかもしれませんね。私も初診のときは、平日の夜に駆け込んだのですが、診療時間を大幅に過ぎても丁寧に診察してくれました。
料金
気になるお値段ですが、これはどの病院もある程度同じくらいになるのでしょうか。
休職する場合に書いてもらう診断書なんかは保険適用外なので、病院によって値段が違うと思われます。事前に病院に確かめておくと安心ですね。
私が通院している病院の場合は、初診で3,000円ほど、再診で処方せん料も含めて1,500円ほどでした(3割負担)。
この前の医療費明細をみると
- 再診料
- 処方せん料
- 通院精神療法(30分未満)
の三つの項目がありました。再診料が73点、処方せん料が70点、通院精神療法が330点で473点(1点=約10円)の3割負担なので1,420円です。
このうち、通院精神療法については、診察時間によって料金が変わるみたいです。
再診時は通院精神療法(あるいは精神科継続外来支援・指導料)を算定します。
これは、診察に要した時間によって異なり、以下のように3つの区分に分けられます。
(a) 30分超 ⇒ 通院精神療法(30分超)[400点]
(b) 5分-30分 ⇒ 通院精神療法(30分未満)[330点]
(c) 5分以下 ⇒ 精神科継続外来支援・指導料[55点]
(引用:『心療内科・精神科クリニックを受診する時の費用』かなでクリニック)
もしも、5分以下の診察になると、(330−55)×10×0.3=825になるので、今より800円くらいは安くなりそうですね。
平日の遅い時間や土曜日に診察を受ける場合には、+50点加算されているので、150円ぐらいいつもより高くなります。
さらに、傷病手当金*1の書類を記載してもらう場合には、300円ほどかかります。点数は100点と決まっているみたいです。
診断書を書いてもらう場合には、私の病院では、3,000円かかります。これは保険外なので病院によって値段が違うと思われます。
薬代は、私の場合、1,000円弱です。特に何か希望したわけではないので、ジェネリック医薬品が処方されています。(参考:適応障害の私が服用している薬について)
私は、二週間に一度のペースで通院しているので診察料と薬代あわせて、月に5,000円+診断書3,000円=8,000円くらいかかっていることになります。
初診からしばらくの間は一週間に一度だったので、月に1万円以上かかっていたみたい!ひええ…高い!!
料金について不明な点がある場合は、いつでも聞く事のできる病院だといいですね。
おまけ:自立支援医療制度
意外とかかる心療内科への通院代。しかし、なんと、精神科に通っている人には、医療費の負担を少なくする制度があるらしいです!
私も最近知ったのですが、その名も自立支援医療制度。
診療費の負担が3割から1割になるらしいです。もっと早く知っておけば良かった!
指定の病院でないとこの制度を受けられないそうなので、まずは病院に相談してみましょう。
(参考:自立支援医療とは?精神科の通院治療費を軽減できる制度です。)
【10/27 追記】
※精神障害者保健福祉手帳も自立支援医療制度と同時に申請ができることが多そうです。
なお、精神障害者保健福祉手帳の申請にあたっては初診から6ヶ月以上経過してる必要があります。詳しくはお住まいの自治体に問い合わせて聞いてみるのが確実です。
さいごに
私が通っている病院を例にして、心療内科(精神科)について少しだけ知ってもらえればと思い記事にしました。
もし、病院に行くことをためらっている方がいれば、少しでもそのハードルが下がると良いなと思い記事にしました。
私も初めは、心療内科ってどんなところだろう…と思っていたのですが、行ってみると意外と普通というか雰囲気の良いところでした。
メンタルをやられてしまった方、体調のすぐれない方は、自分の体を自分で守るためにも、早めに病院に行くようにしてくださいね。
今の病院が合わないと感じている方も、無理して通院しつづけるのではなく、自分に合った病院を探してみると良いと思います。*2 *3